初DTMレッスンでドラムとミックスについて教わった

ごきげんよう。ぶちやです。
いよいよ肌寒くなってきて冬の到来間近となってきました。 音楽スクールに通っていつもギターを教わっているのですが、今回はDTMのレッスンを始めて受講してきて刺激を受けたので、その内容についてお話します。
目次
はじめに
作曲活動は学生時代からおこなっており、MTRという楽曲制作用の機材を使って作曲をおこなっていました。 MTRは長年使っているうちに不具合が発生し、時間が余計にかかってしまう事象が発生していました。 DTMのほうがいろいろ便利だろうと思い、数年前にDTMのStudio OneをPCにインストールしました。 DTM自体、学生時代に授業で少しだけ触った程度だったり、DTMはツールごとにUI(操作性)が違ったりで作曲がなかなか捗っていない状況でした。(ちなみに学生時代にMIDI検定3級を取得してます。) そんな中、音楽スクールのレッスンのコマが2つ余分にとれることになっていたのでDTMを2コマ分の1時間半使って受講しました。
初めましてからのヒアリング
講師の方は今回初めての方だったので、DTMの前に少しお話しました。 いつから音楽スクールに通っているのか、とか目標とかDTMのレベル等々。 講師がドラマーでもあるのでドラムのコツやノウハウについても教えてほしいと伝えました。 目標は「一般の方に聴いてもらえるレベル」に設定&お願いしました。 今はStudio Oneは無料版を使っていると伝えると、無料版だと音源とかに制限があるのでゆくゆくは有料版の方が良いとアドバイスいただきました。 無料版である程度使いこなせるようになったら有料版買う方向で伝えてDTMのレッスンスタート。
ドラム
まずドラムの基本をあまり知らなかったので基本的なことから教えてもらうことに。
ドラムセットの各機材の使い方
- DTM上では、ドラムの音の長さは一つ一つの設定に依存しない
- 8分音符の箱だろうが16分音符の箱だろうが響く長さは一緒。
- あくまで視覚的に少し短めに設定したほうがわかりやすいので少し短く設定
- バス、スネアはベロシティ(音量)MAXが基本
- ライドは広がりが出る
- チャイナ、スプラッシュは変わり種
- チャイナはハードロック方面
- スプラッシュは可愛い方面
- まずはバス、スネア、シンバルで良いものを作れるようにする
一番感動したのは、刻む金物の音量を下げるとそれっぽく聴こえたこと。 今までDTMでベロシティをそんなにいじってなかったので、こんなに変わるものなんだと改めて実感しました。 あとは、3拍目のバスの有り・無しで1小節の規模感を変化させることができると教わりました。 3拍目にバスを入れれば2ビートっぽくなるし、入れなければ1小節が一塊として聴こえる、といった具合。
リズムパターン
- 同じタイミングのものは微妙にずらし、先の音は装飾として少し小さめにする
- ゴーストノートはほとんど聴こえない音量にする
- フィルインはスネアでリズムを考えてからタムに移行するやり方が作りやすい
- とにかくいろんな曲の良いフィルインをコピる
リズム―パターンを教わってる時に、ゴーストノートで4小節目の裏拍に16分音符2つ入れるのが個人的にツボでした。 講師がフィルインを即席で作っているところを拝見して、やっぱり経験長いとサッとフレーズ作れてしまうんだなぁと思いました。(引き出しから出しただけだと思いますが)
ミックス
ミックスを教わる際に、前提知識としてエフェクターの話を教わりました。 エフェクターには大きく以下の2つに分かれるとのこと
- インサート
- 原音を変化させるもの
- 単独でかけるもの
- 例)ディストーション、イコライザー
- センド・リターン
- 原音と効果をミックスするもの
- 一つの入れ物を作って効果をつけたいものをつなげていく
- 例)リバーブ、ディレイ
例えば、リバーブは空間の響きを付加するもので、同じ空間(一つの空間)なのでリバーブ用のトラックを用意して各トラックを繋いでいく、という要領。 逆にインサートだとボーカルをラジオっぽくしたい時等にボーカルのみにイコライザーをかけて低音削って高音大き目にする、とかとか。 この辺りは超基本だと思いますが、使えるとそれっぽくなるので是非とも使いこなせるようになっていきたいものです。
さいごに
今回はDTMレッスンを始めて受講しましたが、得られるものが多くかなり充実しました。 独学で調べながら少しずつ触ってはいましたが、知っている人から勘所を教えてもらうことで効率的に学べてテンションも上がって良いこと尽くしでした。 Studio Oneをいろいろ触ってみてまた聞きたいことが出てきたらDTMレッスンで聞いてみようと思います。 独学で非効率だと思っていることがあれば他者の力をお借りして効率的に学んでみてはいかがでしょうか。
それでは、ごきげんよう。